歴代の導入車両 2


日野U−HT2MPAA 21−234

91年式は国体にあわせて導入されました。
バブル景気の中、これまでではありえないような
豪華な仕様の車両が導入されました。
いわゆる「ハイグレード車」で、95年まで基本的にこの
仕様の車両が大量導入されました。

特注の大型横方向幕や、ブラックフェイスが目立ちます。
そのほか、あまり知られていませんが、
セーフティウインドウはこの形式には当初設定がなく、
北鉄オリジナル仕様でした。そのためガラスがもろく
割れやすかったとか。。。




三菱U−MP218N 31−246

今となってはこの画像も過去のものになってしまいました。。。
この246号車をはじめ、いよいよ07年よりこのハイグレード車
も寿命による廃車が始まりました。このバスが出た当時に新車だといって
喜んでいた私にとってはにわかには信じがたいのですが、
よく考えればはや16年も経過しており、単に私が年を取っただけ
なのでしょう。。。

それはさておき、三菱車も同様にハイグレード化されました。
三菱は基本的にほぼ変化なく毎年同仕様のものが導入されていますが、
日野車は毎年のように内装が異なっています。
まだご存知でない方は発見してみてください。




三菱U−MP218P 35−464

ハイグレード車も93年からはP尺を採用するようになります。
これは、連接バスを除き最も大きい尺で、座席数こそ変わりませんが、
居住性は格段にアップしています。

94年式からはスケルトンフェイスに戻り、ライトの形状も標準仕様
になりました。この年式の車両は画像のとおりLED幕がほとんどと
なっています。車齢を考えてももう少し働けそうだからなのでしょう。




日野KC−HT2MPCA 26−470

日野車も同様の仕様に変更されています。
94・95年式はドアブザーの音が三菱車と同じだったり、
とこれもまた微妙な違いがあります。

そのほか、一部の車両では輸送力確保のため、
座席数を減らしたシート配列が見られます。

96年に形式が変更になっていますが、
基本的に仕様は変化ありません。




三菱KC−MP217P 36−478

三菱車も95年にマイナーチェンジを行っています。
外観の変化はありませんが、これは平成6年の排ガス規制に
適合させたものです。北鉄では96年前半に導入されています。
中ドアのステップの素材がこれまでと異なっている、
横方向幕の車内からの確認窓の色が異なる、
などの違いがあるそうですが、残念ながら私には
見つけることはできません。

南部営の乗務員さん方には気に入られているようで、
477を除き全て今なお南部営の所属となっています。




三菱KC−MP717M 36−489

96年に三菱がフルモデルチェンジを行って、
ニューエアロスターが登場しました。従来よりも窓の大きさが
拡大しており、北鉄はこの車両の登場にあわせてワンステップバス
を初めて導入しました。ちなみに従来のリーフサスから、
エアサスへと変更されました。

この車両は、上荒屋地区の補助金によって購入されたため、
当初は上荒屋を中心に活躍し、合間に循環寺町や津幡線でも
運用に入っていました。





日産KC−JP250NTN 16−493

とうとう路線車での日産ディーゼル車が導入されました。
北鉄では唯一の富士重8Eボディをもっています。

北鉄特殊仕様で、むりやりセーフティウインドウを設置
したため、コーナーまわりのランプ位置が異なっています。
これまたワンステでの導入で、やはり上荒屋を主に走って
いました。

柳橋営最後の運用は、画像のように北大輸送バスでした。
現在は、能登中央バスに移籍し、穴水線などで走っています。


493号車の車内です。
ワンステ導入時より、中扉までは一列シートで後部は従来通り
2×2シートとなっています。それでも、依然として
ハイバックシート装備なので、豪華な仕様です。




日野KC−HU2MPCA 26−495

三菱・日産に負けじと日野車もこの年にワンステを導入しています。
こちらもやはり柳橋営の配置で、上荒屋などで走っていました。
この頃から、柳橋は三菱車、という概念が崩れ始めてきています。

ワンステ導入にあわせて、メトロ窓から逆T字窓に変更されています。
また、新型運賃箱も導入され、バーコードで運賃を読み取る機能が
斬新でしたが、既に西部営車両以外は撤去され、廃車発生品の
何十年も前のものを現在は搭載しています。




三菱KC−MP747M 37−517

この年からノンステップバスが導入されました。
ニーリング機構が搭載され、前中扉はグライドスライドドア
が採用されました。

ボディカラーが若干変更されています。
ただ、どうもこのデザインは一般の方にもあまり
評判はよくなかったとか。。。
横向きシートの採用も特筆すべき事柄です。

ちなみに、車内右側の前タイヤハウスの後ろの席は、
場所のよさとハイバックシートであることから、
最も人気のある席です。




日野KC−RX4JFAA 48−522

98年3月に、元町有松線の改編にともない、小型バスが導入されました。
北鉄でも、「ムーバス」の流れを金沢でも、と考えたのか、
社員からこの小型バスの愛称を公募するなど、かなり力が入れられました。
それが現在も「プチ」として利用者から親しまれているのです。

このリエッセの導入は、すでに能登地区で97年から行われていました。
路線バス史上、やはりこの車両は画期的なものだと言えます。

10年にもわたって89系統専属で活躍してきましたが、
07年6月に突如として能登地区へと転出されてしまいました。




日野KC−HU2PPCE 29−537

日野も負けじとノンステを導入しています。
三菱車に比べて、ノンステップエリアが広いのが売りでした。

中央病院線などで活躍をし、増備も期待されましたが、
このころから路線車が余剰になり、新車導入もめっきり減っていました。
そのため、この99年式のグループのみの導入となり、
以降は短尺化・中型化が進んでいくこととなります。




日産KC−RN210CSN 59−538


いよいよ日産からも富士重プチが登場しました。
これがまたものすごい勢いで増殖し、円光寺や安原などの幹線にまで
デビューしています。北鉄の車両の方針転換が読み取れて面白いですが、
あまりの変化に、利用者からは総スカンをくらってしまいました。

一方、見た目はかなり可愛らしく、金沢でも「チョロQ」と呼ばれていました。
バスに興味のない人を惹きつけたことは評価できるかと思います。




三菱KC−MP747K 30−560

00年式の新車は突如ニューカラーで登場しました。
また、この年は初めてLED幕が採用されました。が、
当初のLEDはたいへん見難く、昼間はほんとうに表示が読めなかった
のを覚えています。

また、尺はK尺を採用しており、窓も銀サッシになりました。
やや安っぽく見える仕様ですが、この時代は空港バスも低コスト仕様に
なっており、ひとつの特徴となっています。




日産KK−RN252CSN 50−568

00年式プチは西工ボディを採用しており、
以降日産車は西工ボディを架装しています。
そして、ワンステは旧カラーを採用しています。

このプチもまとまった数が導入され、これによって
金沢市内路線の至るところに「プチ」が見られるように
なりました。




日野KK−HR1JKEE  能中86

01年3月にのと鉄道の穴水〜輪島間が廃止され、
代替バスにはHRが採用されました。

なぜか標準カラーを採用しており、
このあたりから金沢地区と加賀・能登地区で何かと差が
出てきています。

なぜかこの車両はその後もかなりまとまった数が増備されて
いますが、能登中央バスのみの採用となっています。
補助金の影響か何かだとは思いますが、
今の能中もかなり新しい車両が多いです。




日野KL−HR1JNEE 21−595

この年からいよいよノンステ専用モデルとして
開発されたHRが導入されています。

価格がワンステ並となっており、お手ごろなことから
かなりの数が導入されています。これによって、
金沢市においてノンステが急速に普及しました。

中型ロングですが、北鉄では大型車として扱われています。
が、やはり中型。平和町線や花里線で積み残しを発生させて
くれていました。

功罪はありますが、21世紀の初めの北鉄バスを語る上で
欠かすことのできない車種であることは間違いありません。




日産KK−RM252GAN 81−599

日産車からもノンステが登場しました。
路線車初の中型ノンステです。

あまりにも不評なプチの追放(?)用に大量増備されていきます。
が、こちらはこちらで乗り心地が非常に劣悪で、通学時に私の友人は
嘔吐をしてしまったほどでした。。。

プチよりも輸送力があり、しかもノンステの普及という点において
大きく貢献したことは評価できます。また、当初は
緑化フェアのループバスとして活躍していました。




日野KL−HR1NEE 22−610

こちらもまたHRですが、03年に運行開始した
「シティーライナー」の専用車として導入されています。

広告スペースがなく、また車内も豪華な仕様で、
フローリングはアメリカからの高級素材を使用しています。

優先席が横向きではない点、カーテン素材の違いなど、
とにかく細部(だけ?)にこだわっていますね。




日産KL−UA452MAN 13−625

環境に優しいバス、をPRするために03年11月に天然ガスの車両
(CNGバス)が導入されました。
当初から現在に至るまでもっぱら20系統で運用されています。

広告が全て金沢市のガスの宣伝に統一されているのが特徴です。
また、車両も大型のためたいへん評判がよいです。

が、やはり整備の関係などからか、現在は午前中のみの活躍で
土日もこのように車庫で休んでいることが多いです。




日野KK−RJ1JJHK 63−206

そろそろ80年代末期から導入された中型車が寿命に達するため、
その置き換え用に投入されました。
この翌年からはHR9m車になっているので、
このタイプは鶴来と能西に在籍するのみとなっています。

方向幕は旧来の幕式を採用しています。
鶴来と能西ですので、LEDにあえてする必要もないものと
思われますが、幕式新車はこれが最後となっています。




日野PK−HR7JPAE 24−212

HRが排ガス規制に併せてモデルチェンジされました。
車両の変化は従来と変わっていませんが、
バンパーの塗装がこの年より赤色の変更され、
またその赤色も今までより若干鮮やかな「名鉄色」に
変更になっています。

この年は長らく新車がなかった南部営に大量導入され、
話題になりました。また、野々市営にも待望の新車と
あって、かなり強烈な印象を与えていました。




日産PK−JP360NAN 14−641

いわゆる「もやし」こと中型ロングの導入が続いていますが、
04年よりいよいよ日産製も導入されています。

何より目を惹くのは前面が真っ赤になっていることでしょうか。
いままでの中型ノンステはバンパーが黒だったのとはかなり
イメージが異なっています。

また、この年式から整理券がやや小さくなったように
思います。




日産PB−RM360GAN 84−116

中型は金中に導入されました。
こちらもやはり前面が真っ赤です。

なお、日デ製の中型はこれ以降金沢地区では
採用されていません。
七尾、能西での採用がなされますが、
会社ごとに仕様が異なっており、比較すると面白いですね。




三菱PA−ME17DF 奥能登184

のと鉄道廃止代替に導入された車両です。
ふそう小型ノンステ新車は松任循環バスを除くと初めてとなります。
座席数がかなり少なく、また揺れも相当なものですので、
06年には中古の中型が導入されています。

このタイプは奥能登のほか、能中にも導入されており、
基本的には奥能登線での運用となります。




三菱PJ−MP35JM 35−101

いままでHR一本だった北鉄の新車でしたが、
05年11月、柳橋に8年ぶりに大型新車が導入されました。
これまでプチや日デ中型に苦しまされてきたので、
この大型新車はかなり嬉しかったものです。

なにより満員になりにくいことと、
ノンステよりも段差がが少ないワンステであることが
利用者として嬉しいところです。

これはほくてつバスが補助金なしで購入したため、
このようなことが可能だったのだそうです。
(補助金をもらうとノンステにしなければいけないようで。。。)




三菱PA−MK27FM 35−649

いっぽうの本体は依然として中型ロングです。
ただ、ふそう車であることがこれまでとの違いです。
が、やはり柳橋の新車と比べると小さいため、平和町線では
さんざんな目に遭いました。


649とともに納車された648の車内です。

この頃から本体車両と分社車両の違いが鮮明に
なってきています。

シートカラーは04年度と同じ紫色(?)のもの
を採用しています。また、カーテンも装備され
ていますが、ほくてつバスなどの車両には装備されず、
逆にスモークガラスは採用されていません。

また、握り棒は全国基準に合わせてオレンジ色を
採用しています。




日野PJ−KV234N1 25−106

エルガ!?とこの目を疑った衝撃の新車でした。
個人的な思い出ですが、
いつものように朝の87系統を待っていると突然この車が
やって来て、幸運にも乗客一番乗りになった車両です。

こちらも柳橋に導入され、当初はやはり目立っていました。
シート配列、ブザーボタンなどがふそう新車とは異なっています。

また、柳橋新車は全車カーテンがなく、スモークガラス採用と
なっています。見た目がかなりカッコよく、また、
カーテンの手入れも必要がないため、子会社の新車はこれ以降
スモークガラス採用となっています。




日野PB−HR7JHAE 66−019

こちらは、06年の2月に導入されたHR9m車です。

これまでの日デ製からHRへと変更した金中ですが、
バンパーに加え、04年式HRでは黒塗りだった箇所も真っ赤な
塗装となっています。私は黒塗りのほうがいいと思いますが、
まぁこれは好みの問題でしょう(^^;)




三菱PJ−MP37JM 36−668

こちらもまた衝撃を与えてくれました。
大型ノンステとしては7年ぶりの導入(CNGバス除く)で、
またまた柳橋での導入でした。

ただ、残念なことに三菱のMBMボディは07年で
生産中止となり、これからは西工ボディが架装されます。
このいかにも三菱のエアロスターっぽいボディが今後見れなく
なるのは大変残念に思います。。。


669号車の車内です。
シート柄などは他のほくてつバス新車と変わりは
ありませんが、やはりノンステなので、タイヤハウス
の張り出しが目立ちます。
また、握り棒が黒色からオレンジ色に変更されています。

フルサイズ車なので、HRやエアロミディと比較すると
室内空間の広さの差がすぐに分かるかと思います。




日野PJ−KV234N1 26−688

06年式より、本体も大型車を導入する方針に変更されました。
画像の車両はノンステで、西部に導入されました。
また、これのワンステは東部にも導入されています。

収容力のある大型車は平和町線で大変喜ばれました。
また、この車両導入によってこれまでの中型ロングが
子会社に転出され、車両の若返りにも貢献しています。




日産PKG−RA274MAN 16−691

南部には大型日デワンステが導入されました。
これまでの「小さくてもノンステ」主義から変わって
きたことを印象付けました。

「世界一きれいな排気ガス」だそうで、
07年の登山バスになんとこの新車が運用に入っています。




日野PJ−KV234N1 27−744

このエルガ顔を解消するために、07年度新車
からライトが2灯式になりました。これで日野らしさを演出
したつもりなのでしょうが、なぜか違和感を覚えるのは私だけ
でしょうか。

日野ということで、西部、東部、金中に導入されて
いますが、金中の車両のみノンステップで西部、東部は
ワンステップの導入となっております。