北鉄バス車両ファイルB KC−MP747M



今回は、北鉄バス初のノンステップバスである
KC−MP747Mをご紹介します。
既に登場から10年以上が経過していますが、全車両が
平和町線を中心に第一線で活躍を続けています。

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▲現在ではやや異端車となっていますが、ノンステップ
 バス第一弾として果たした役割は数多くあります。
●北鉄初のノンステップバス

97年の路線バス新車は、当初は前年度に続いての
ワンステップバスを予定していたそうですが、この年に
三菱より発売されたノンステップバスをはやくも購入して
います。

8台が導入され、すべて柳橋(営)に配置されました。
これはもちろん平和町線に投入するのが目的なのですが、
10年前は柳橋にこの車両がいたというのは、今から
見れば違和感がありますね。
平和町線・大桑線のほかにも、柳橋への出入庫系統として
東山線での活躍も多く見られました。

新型運賃箱をワンステップバスに引き続き導入したり、
ハイブリッドバス以来の横向きシートの採用など、
内装もかなり異なっていますが、現在では標準となった
ものも多くあります。

ボディは前年のワンステップバス同様、
ニューエアロスター型ですが、ノンステップであるため、
高さが低く、横に長い表情となっています。
また、塗装も若干変更されており、従来の赤帯が波状に
描かれています。ノンステップバスであることを視覚的に
訴えようとしたものと思われますが、00年に現行の
ニューカラーが登場したため、この塗装をまとった車両は
わずか10数台にとどまっています。

装備面では、はじめてリーニング機構を採用し、前年に
続いてエアサスを装備しています。前・中扉はグライド
スライドドアが採用されて、乗降口が広がりました。
そして、その中扉には手動のスロープ板が収納されています。
車椅子固定装置も2台ぶんが用意されており、車椅子の
利用者はもちろん、高齢者からも好評で、わざわざこのバス
が来るのを待って乗車する人も当初は多く見られました。
▲縦より横のほうが長い表情も、当時は目をひくものでした。
▲窓枠が銀サッシになり、これまでの北鉄バス車両とイメージが異なっています。
●現在もなお平和町線の顔として活躍

01年3月、8台すべての車両が西部(営)へと移籍
しています。これは、平和町線・大桑線が柳橋から
西部へと移管されたためで、現在もなお8台すべてが
在籍しています。営業所と運命を共にし、走る路線を
次々と変えていく車両は多いですが、このように路線と
運命を共にする車両も珍しいのではないでしょうか。

たまに同じ西部の路線である錦町粟崎線にも登場して
いましたが、こちらは08年4月を持って見れなくなり、
現在ではメインの平和町方面系統のほか、四十万金石線
でも一部が運用に入っています。
▲じつは屋根上塗装が省略されているということを
知らない方も多いのでは。。。


▲今ではもうこの車両では見ることの無い、緑幕。
  画像:若原さんご提供。
私は通学で毎日のようにこのバスを利用していました
ので、気づいた点をいくつか。。。

一番人気のある席はこのバスはとくにはっきりしています。
それは運転席側の列の前から2番目の座席です。
降りやすいということと、ノンステップエリアでは
その席だけがハイバックシートだからです。
逆に、一番人気が無い座席は、後部の対面シートの
進行方向と逆向きになる席です。通学時の満員の状態
でも、そこだけは空席ということがよくあります。

個人的には、金●附属のちびっ子がそこに座ればいいのに、
とよく思うのですが、なぜか彼らは前のほうに陣取って騒ぎ
たがり、おかげで降車にものすごく時間がかかるのです。
昔はこわい乗務員の方も多く、叱ったりバスから降ろしたり
していたものですが、最近ではとくにそういうことは
できないご時勢なのでしょうね。。。

ただ、このような路線で使用されることもあり、一人掛け席
がメインなのでM尺であるにもかかわらず、収容力は充分です。

▲前扉もグライドスライドドア採用です。            ▲犀川大橋にて。


北鉄バス KC−MP747M 全車両一覧表
 社  番 所属営業所の変遷 備 考 
37−51201年3月柳橋→西部
37−513 01年3月柳橋→西部
37−514 01年3月柳橋→西部
37−515 01年3月柳橋→西部
37−516 01年3月柳橋→西部
37−517 01年3月柳橋→西部
37−518 01年3月柳橋→西部
37−519 01年3月柳橋→西部


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