交通実験2006 環状道路循環バス




▲中島大橋にて

シティーライナー開業後、毎年行われている交通実験ですが、
06年度は環状道路を利用した循環バスが運行されました。

これは、現在のバス路線網は都心部から郊外方向へ放射状に
運行しており、郊外のそれぞれのバス路線と相互に連結する
ための環状方向のバス運行の必要性を検証するという目的が
ありました。             

運行路線図は上に挙げた通りです。香林坊、武蔵が辻、
金沢駅などの市内バスの定番バス停を経由していない点
が特徴となっています。

この実験に際して入江西〜新神田間に「入江3丁目」が新設され、
加えて城下町周遊号の「森山1丁目」を両方向に設置しています。
このほか「二口」も設置されましたが、なぜかこれは玉鉾2丁目
方向のみで、駅西本町方向は「若宮」となっていました。



▲桜町→如来寺前にて


また、1乗車200円というお手ごろな値段となっており、
さらに降車時に2枚の乗り継ぎ割引券が「ゲット」でき、
当日限りの有効ですが次回乗車のバス運賃が100円割引となる
という特典もありました。



実験は06年11月1日から11月30日までの平日に
実施されました。本数は左右17回ずつ、約1時間間隔の
運行となっていました。

時間調整は兼六園下MPで行われ、そのため兼六園下を越えて
乗車する際には車庫内を一周するというイベント(?)に
遭遇することができました。

初日はさすがに乗客には(私を含めて)マニアらしき方々ばかり
が乗っていましたが、2日目には早くも通学・通勤の方の利用
が見られました。
ダイヤが余裕のあるものだったため、定時性も評価され、
日中の買い物利用者も増えてきました。



▲玉鉾2丁目→若宮にて


11月13日になぜか「森山1丁目」が元町2丁目方向
のみ「馬場小学校前」に改称されました。これにあわせて
音声合成の声までもが変更されており、
ほんとうによくわからないのですが、まぁ実験なので。。。

さて、あくまで実験という要素が強かったこれまでの
交通実験とは異なり、チラシに「本格運行実現のため
ぜひご乗車ください」と半ばお願いをしている点が興味
深いです。

1ヶ月間の実験では期間が短く、まだまだ周知不足で
採算が取れるほどの乗客はありませんでしたが、固定客
も増え続けており、かなりの手ごたえが感じられたのか
07年度の実施も決定されており、期間も3ヶ月に拡大し
て経路も若干変更して行われるようです。



▲左:野々市34−675  右:東部33−379

初日第一便の様子です。
左回りは加賀白山バス野々市営の675号車が、
右回りは東部営の379号車が運用に入っていました。
379はほくてつ南部の車両ですが、東部営に貸出さ
れたのか移籍したのか。。。

そのほか、朝夕のみの登場ですが
金中からLED改造したての243号車と
柳橋から254号車が走っていました。



▲金中21−243

▲ほく北(柳橋)21−254



▲ほく北(柳橋)21−254

ご覧のように全車両がLED車です。
幕は左右どちら周りでも同じですが、会社に
よってフォントが異なっています。

また、前面には「交通実験 環状道路循環バス」
の表示と、側面には広告枠に停車停留所がデカデカと
書かれています。

左の画像は、3便のみの兼六園下止まり便です。
少し表記が異なっていますね。