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私が考えるところでは、最も成功した交通実験だった
のではないかと思われるのがこの2004年の実験です。 金沢都市軸基幹バスである(とされる)シティーライナーの 利用推進プロジェクトの一環として、03年度に続いて 行われたのがこの年の交通実験だったのですが、今回の目玉 として位置づけられたのが「連節バス」の運行実験でした。 この連節バスは、千葉県の幕張地区で運行している京成バスの 車両を借りてきたものです。全長18mと、通常のバスの2倍 近くもあるとても大きな車体ですが、案外小回りも利き、 なんと野町駅にもきちんと(ギリギリ)おさまっていました。 |
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ご覧のように、塗装は京成バスのままとなっていますが、
シールをデカデカと貼ってあり、交通実験であることをアピール しています。 内装も京成バスのままで、車内広告もそのままでした。 そして確か整理券には「京成バス」としっかりと書かれていた ように記憶しています。 それでも、いちおう石川県内で営業するわけですから、 ナンバーは石川となっていましたし、 わざわざ社番まで与えられていました。 が、この社番が意味不明で、 16−787 となっていました。「1」は日産=富士重ボディというイメージ からなのでしょうか。「6」は平成16年度だから?これも謎が 残ります。そして「787」。。。基準が全く分かりません。 |
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担当は、南部営業所でした。これまた丁寧にシールまで貼って
ありました。敷地が広いことも関係しているのでしょう。 運行区間は平日と土日祝とでは異なっていました。 平日は、金沢駅〜稲荷間を3往復、うち朝夕に片道1本ずつ 県庁前まで足を伸ばしていました。 土日は、金沢駅〜野町駅間を1時間間隔で9往復していました。 実験期間は11月13日から28日までの2週間でしたが、 注目度は高く、このバスに乗るためにわざわざ街に出てくる親子連れ も多く見かけることができました。 交通実験のチラシにあったように「バスの楽しみがパワーアップ!」 というのは大いに成功したと考えてよいでしょう。 ただ、このバスを街で見かけて、今度乗ろうとしているうちに実験が 終わってしまったのが残念です。 毎年の交通実験に言えることですが、もう少し期間を長くしないと 実験の本当の効果は見えてこないのでは。。。と思います。 |
▲画像:もりさけてん さんご提供 |
連節バスの実験のほかにも、さまざまなことがなされていました。
パーク&ライドを、津幡駅・松任駅・鶴来駅・バロー金沢高尾店 (扇台小学校前)に新設し、モニターを募集してバス回数券を プレゼントするというものでしたが、 実験期間が9日間ではほとんど意味をなさないのではないのか、 とも思われます。また、津幡駅からあえてバスで金沢市内へと通勤 する人がいるとも思えず、おそらく失敗に終わったのではないでしょうか。 今回のパーク&ライドは、郊外までエリアを拡大したという点では 評価できます。また、扇台小前発金沢駅行きの朝1本の増便はこれ以降の 年の実験でも行われていますので、こちらは今後も継続してみる必要が あると思われます。 ほかにも、ランチタイムバス券の配布もされました。 これは市街地の加盟商店街で500円以上の飲食をすると、200円の バス乗車券がもらえるというもので、今のアイカのポイント制度の基礎と なったものです。 |
▲画像:助ける役 さんご提供 |
バス走行をスムーズにするための実験も行われました。
夕方のバスレーンをむさし→犀川大橋北詰、 本町→むさし、中央公園前→香林坊、野町広小路→むさし で実施しました。 効果が大きかったのは野町広小路→むさし間で、 平和町方向からのバスがスムーズに右折でき、また片町のタクシーの 違法駐車もなくなっていました。 トラックの荷さばき専用の駐車場の新設や、 客待ちタクシー対策として、無線呼出しシステムによるタクシーベイ の混雑緩和実験もなされました。 これらもバスの運行をスムーズにする効果が見られたので、 ぜひとも本格実施に移してもらいたいものです。 |