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平成8(1996)年2月ダイヤ改正



《概要》
積極的な路線展開が見られる最後の改正です。
減便などは目立たず、明るい話題が多かった年
で、最後のハイグレード車もデビューしています。



1.路線・系統の新設


▼発展著しい西南部地区に50系統が進出しました。

50系統のやすらぎホーム乗り入れは、この改正の半年前である
95年11月より開始されていましたが、この改正ではさらに
発展させて、やすらぎ〜香林坊〜彦三〜鳴和という系統を朝に
新設しています。
これは現在の50系統と同じルートですが、当時はまだ兼六園下・
橋場町経由でしたので、当時はレア系統でした。
前年度改正の後に誕生した系統であるため、ここで扱わせていただいて
おりますが、この系統誕生の背景は「やすらぎホーム」利用者と、
発展の著しい西南部地区住民の利便を図ったものでしょう。

▼当時は南部車庫入庫便は快速小松線などと共通運用でした。

この改正の翌月には、南部営業所が営業を開始しました。同時に南部車庫も
使用を開始し、寺井にあった加賀営業所と野々市営業所はこれにともない、
廃止されています。
野々市、小松駅には現地駐在が設けられ、セキュリティのために
施錠装置が装備されたそうです。また、南部車庫には100台を超える
バスが収容されることから、この時初めてバス前面に車号シールが用意
されています。

これに伴い、四十万線が南部車庫まで延伸されています。しかし、当時は
南部車庫まで走る便は現在よりも少なく、快速小松線などと共通運用の
入庫がわりに走っていたようです。


また、15系統のこれまで錦町止まりだった便が東部車庫まで延長され
ています。これで、錦町行きを見る機会は極端に減っていますが、
利便性はよくなっています。


2.乗り入れ・経路変更系統


この改正で、みずき団地造成にともない乗り入れが開始されています。
当時は現在とは異なり、
東蚊爪西・木越住宅東〜みずき団地(現.みずき1丁目)〜木越住宅・福久
となっており、86系統と85系統(湖南運動公園線)が乗り入れていました。
なお、これに伴い85系統の福久西(スーパー農道上)が廃止されています。
また、千木・福久〜木越住宅間にみずき団地口が新設されています。

金石B線、62系統ではこれまでの
駅西合庁前・中央病院〜(国道8号)〜藤江 から、
駅西合庁前・中央病院〜藤 江 北〜藤江
となり、厳密にはおそらく位置が異なっていたと思われますが、
藤江北バス停が復活しています。
その藤江バス停は、98年ごろに「松村」に置き換えられ消滅していますが、
県庁移転後しばらくして、またも復活を遂げています。


3.モーニングダイレクト路線の拡大


モーニングダイレクト便の第2弾が市立病院線に登場しています。
経路は、横幕のとおりで、前年の金附ダイレクトに続く登場で、
好評だったことがうかがえます。
この当時からダイレクト便に積極的だったのは、北鉄と遠州鉄道くらいで、
これは画期的なことでした。

また、朝の95系統に兼六園下始発便が新設され、増便されています。
こちらも北陸大学の通学などに好評だったため、増便されたものと思われます。



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参考文献:ほくてつ各号 北鉄時刻表 北國新聞各号

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